訪問診療

通院が難しい方にも歯科治療を

寝たきりだったり、足が不自由だったりして、歯医者に行きたくても行けないという方は、高齢化の影響もあり、増加傾向にあります。堺市東区、初芝駅すぐの歯医者「中川歯科医院」では、そのような方に対し訪問診療を行っています。

こちらでは、当院の訪問診療についてくわしくご紹介します。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

訪問診療とは?

訪問診療とは?

歯科における訪問診療とは、身体が不自由なために通院が難しい方のところに歯科医師や歯科衛生士が訪問し、歯科治療や口腔ケアなどを行うこと。ご自宅はもちろん、施設などに伺うことも可能であり、歯科医院で行う治療とほぼ同じものを受けていただくことができます。

当院では、院内のスタッフとは別に4~5名で訪問歯科のチームを構えており、医院がお休みの日に訪問診療を行っています。当院から半径16 キロ以内のご自宅あるいは、医療施設にスタッフが伺わせていただきます。くわしい内容については、お気軽にお問い合わせください。

訪問診療を受けるには

訪問診療を希望される場合には、まずは当院にお問い合わせください。その際に、現在お困りの症状や希望される治療などについて伺います。そして訪問日時を決定して、ご予約をおとりいただきます。

どんな治療ができるのか、準備しておくことはないかなど、わからないことがあれば何でもおたずねください。スタッフが丁寧にお答えします。

訪問歯科が可能なエリア

~訪問診療には保険が適用されます~

訪問歯科診療には、保険が適用されます。出張費や別途謝礼などは一切不要ですのでご安心ください。なお、訪問診療を申し込まれる際には、健康保険証をご用意ください。また介護認定を受けられている方の場合には、介護保険が適用されます。そのため、介護保険証をご用意いただけますようお願いいたします。

誤嚥(ごえん)とは?

誤嚥(ごえん)とは?

誤嚥とは、誤って飲み込むこと。誤嚥によって細菌が気管に入り込み、肺に到達すると「誤嚥性肺炎」を招くことがあります。肺炎は命にかかわる病気であり、実に日本人の死亡原因の第3位に挙げられています。

誤嚥は、身体能力が低下するご高齢の方に多く起こっているため、注意が必要です。誤嚥性肺炎を防ぐためにも、訪問診療で専門的な口腔ケアを受け、お口の中の細菌を減らすことをおすすめします。

誤嚥性肺炎に注意が必要な方
ご高齢の方 寝たきりの方 脳卒中の経験をお持ちの方
加齢によって身体能力が低下すると、嚥下機能も鈍くなり、誤嚥が起きやすくなります。また抵抗力が落ちることで、肺炎を招くリスクも高まります。 全身の機能が低下し、誤嚥が起きやすくなります。また口腔ケアを行うことも難しくなって細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎を招きやすくなります。 脳卒中によってマヒなどが残っている場合、誤嚥が起きやすくなります。ご自分でのケアが難しければ、訪問診療で専門的なケアを受けることがより大切です。
当院では嚥下内視鏡検査(VE)検査を行っています

当院では嚥下内視鏡検査(VE)検査を行っています

当院では嚥下機能を調べるために、嚥下内視鏡(VE)検査を行っています。これは、約3mmの内視鏡カメラを鼻から挿入して嚥下機能を調べる検査です。だ液や、お口の中で噛みくだかれた食べ物やだ液がどのようにのどを通っていくか、また食べ物がどの程度混ざっているかなどを調べることができます。嚥下について不安がある方は、お気軽にご相談ください。
寝たきりだったり、自分では動けなかったりする方にも、もちろんお口のメンテナンスは欠かせません。メンテナンスがいかに重要かを確認しましょう。

メンテナンスの重要性についてはこちらから